ゴスペルを歌っている各地のクワイア(団体)を紹介しています。
ご興味あるクワイアがありましたら、直接お問い合わせください。
「ゴスペルの輪」を全国に拡げていきたいと思っています。
掲載は無料です。
掲載ご希望のクワイア(団体)さまは こちらからお申込みください。
映画「天使にラブ・ソングを」などでもよく知られるゴスペルは、17世紀、アフリカから奴隷として米国に連れられてきた黒人たちの労働歌をルーツに持ちます。
黒人多くは南部の農場などで厳しい条件のもと働かせられます。土地もお金も自由もない黒人たちの救いとして、白人たちはキリスト教を黒人に布教させました。
白人が歌っていた賛美歌に黒人の祈りの言葉がミックスされ、「黒人霊歌」(ニグロ・スピリチュアル)がやがて生まれます。
リズムと節のついた単調な旋律に合わせて詠唱する「黒人霊歌」は、やがてブルースやロック、そしてゴスペルなどに大きな影響を与えていきます。
「ゴスペル」という音楽分野を確立したのは1920年代のピアニスト、「ゴスペル」の名付け親とも言われるトーマス・A・ドーシーです。
彼は当初、賛美歌などをレパートリーとしていましたが、教会音楽だけでは生活に困窮し、いくつものブルースバンドを渡り歩き生計を立てるようになります。
ピアニストとして在籍していたバンド「ペース・ジュビリー・シンガーズ」で録音した「スタンド・バイ・ミー」(牧師:チャールズ・ティンドリー)が初期のゴスペル録音とも言われています。
その後も「It’s Tight Like That」などの大ヒット曲を出すなど、宗教と音楽市場の間で生きていました。
「ゴスペル」という新しい歌の誕生とともに、ウィリー・メイ・フォード・スミス、マヘリア・ジャクソンなどのスターシンガーが生まれ、「ゴスペル」は教会で歌われる宗教音楽の側面を持ちながら、ロック、R&B、ブルースなどとともに米国音楽市場で発展を遂げてきました。
現在、「This Littele Light Of Mine」「Amazing Grace」など古い讃美歌が歌い継がれながらも新しい潮流コンテンポラリーゴスペルなど、また白人のホワイトゴスペル、カントリーゴスペルなど様々なゴスペルが世界中で親しまれています。
ゴスペル映画の金字塔といえば『天使にラブ・ソングを・・・』♪
ウーピー・ゴールドバーグ主演、1992年アメリカで製作された本作は日本でも大ヒットしました。
マフィアの愛人デロリス(ウーピー・ゴールドバーグ)が犯罪を目撃し隠れ先にえらんだのは厳格な女子修道院。
聖歌隊のシスターたちとの交流を中心に追いかけてきたマフィアとの顛末を描く音楽コメディ映画です。
ゴスペルを知らない人でも楽しめる入門映画の一作♪
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